英語上達のヒント
小学生で英検3級全員合格の秘密とは!?

今回の2021年第2回英検では、英検3級を受けた小学生たちは全員合格しました。
英検3級とは、中学3年、すなわち高校受験レベル、
それに小学生で受かるのはすごいことです!
改めて、おめでとうございます。
この合格に導くためには、
1つ大きな「秘密」があります。
そのキーポイントは、ズバリ・・・
『大きく変わった英検の出題と配点への対策』です。
■英検の出題と配点の変化 ~受かりやすい学習方法とは~
これまでは、圧倒的にリーディング(読解問題)の配点が大きく、合否を左右していました。
しかし、2016年から英語4技能重視に変わり、
ライティング(英作文)問題が出題されました。
そして、4技能(「話す・書く・聞く・読む」)の配点が均等になりました。
(これは英検3級以上のことです)
【今の英検の採点は、CEFR[セファール]という、英語力を測る国際基準に基づいて集計されます。ですから、少々複雑な計算式になりますので、今回は、簡潔におおざっぱに説明します。】
≪英検3級(一次試験)の出題傾向と配点の変化≫
●以前の英検
- ・リーディング問題とリスニング問題のみで、リーディング問題の配点が圧倒的に大きかった。
- ライティング問題(完全英作文)はなかった。
●今の英検
- 総合計点を国際基準に合わせて1650点に換算する。
- ライティング問題(完全英作文)が出題する。
- リーディング、リスニング、ライティングの3つ配点が、すべて均等になる。リーディングは30問で550点満点、リスニングも30問で550点満点、そして、ライティングは1問だが、同じ550点満点となる。
≪この変化のまとめ≫
- これまでは、リーディング(長文読解と単語文法問題)で、事実上合否が決まっていた。
- 今は4技能すべての配点が均等になるので、バランスよく4技能を学習する生徒が合格しやすい。
- ライティングはたった一問なのに、配点がとても大きく、合否を左右する。
≪合格しやすい学習方法≫
- リーディングだけでなく、リスニングやライディングなどもバランスよく学習をすること
- 英検の出題傾向にあったライティング(英作文)の予行練習をしっかりと行うこと
★勿論、当SEでは、上記の指導をしっかりと行い、頑張る生徒さんの合格を応援します。
【長岡】